サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
第10弾 村口和孝「スタートアップ道場」を3月18日(土)に開催いたします!
●特集テーマ:「正しいデータは現場にしかない」
「スタートアップ道場」は、小さな存在であっても、大企業や社会の仕組みにも、さまざまなインパクトを与え得るような、新しく社会に変革をもたらすような事業を志す方々に向けて、村口さんの数多くある実体験の中から、刻々と変化する世相をリアルタイムに紐解き、核心を突く視点を織り交ぜながら、臨場感あふれるトークで参加者の方々とのセッションが繰り広げられていく実践的な「道場」です。
スタートアップの経営において、いまだこの世にない画期的な商品で、ヒットを飛ばしはじめるということは非常に重要なことです。また、そのようなヒットを確実にモノにしていくためには、顧客の満足感が連鎖していくことがなによりも必要不可欠なものとなってきます。最近では世界的なヒットとなった「ChatGPT」等は、とても優秀な革命的サービスで、レポート作成などにはびっくりするほど有益ですが、人類の前線にはデジタルが追いかけ切れない、未知のフロンティア領域も多く存在することを忘れてはいけません。
ベンチャー・キャピタリストとして、多くの事業をハンズオンされてきた村口さんの御経験から、今回は「正しいデータは現場にしかない」というテーマを設定いただき、スタートアップとして、いかに顧客の要望に向き合い、良い関係性を保ち続け、持続的な顧客満足感を醸成していくものなのか…という事についてお話しいただきます。
初期の顧客が、製品やサービスに満足していると、その顧客が友人や知人に製品やサービスを紹介してくれる可能性が高くなります。これにより新たな顧客が増え、顧客満足感がさらに拡大することが期待できます。このようにして新規顧客の連鎖効果が発生することで、初期商品がヒットし、事業が成長していくエンジンになります。
また、商品をブラッシュアップし続けるためには、現場で得られた「正しいデータ」が重要になってきます。スタートアップ企業は、顧客や市場のニーズを正確に把握し、製品やサービスの開発や改善を、他のどこよりもスピード感もって進めていく推進力が必要であり、常に変化する顧客や市場のニーズを捉えるために、リアルタイムな「正しいデータ」を取得することが非常に重要です。現場にいる従業員や顧客からのフィードバックを積極的に収集し、常に素早く製品やサービスを改善していく必要があります。データを分析するための適切なツールや技術も、正確な分析には欠かせないものになります。
1万人近くの起業家と面談し、常に数十件の投資案件を抱えて国内を奔走する村口さんとの本セッションは、みなさんの事業の「実践」にまつわる様々な障壁に関しても、トップリーダーとしての叡智で、次なる一歩を指し示していただける貴重な「道場」となっております。
あなたが「着想」された事業をどのようなステップで実践し、事業を社会に「適応させ」、さらには資金調達を行い、スピード感を持って次の成長へと発展を重ね、社会に価値を提供する「スタートアップ」へとビルドアップされていくか、2時間、2日、2週間、2か月というタイムスパンで、何を変革し確実に実行へと取り組んでいくことができるかを、村口さんとのセッションを通して体得いただく1日になっております。
セッションのあとには、懇親会形式の交流会も用意されています。村口さんと直接にお話ができるのはもちろん、同じ志でセッションに参加される、さまざまな分野で活躍されるみなさんと、「パートナーシップ」となれるような多彩な方々が徐々に集まってきている感があります!未来に目を向けるひと時をぜひ過ごしていただきたいと思っております。
【開催概要】
日時:3月18日(土) 11:00-17:00
場所:Impact Hub Kyoto 2F
住所:京都市上京区油小路通中立売下る甲斐守町97西陣産業創造會舘2F・3F
参加費:無料 ※交流会の飲食代はドネーション制
お問い合わせ先:075-417-0115/[email protected]
申込フォーム:https://forms.gle/Fw6Hj8Hqq4rLYrPv9
【講師プロフィール】
村口和孝
1958年徳島県生まれ。1984年に慶応義塾大学経済学部卒業後、証券系ベンチャー・キャピタルの(株)日本合同ファイナンス(現・ジャフコ)入社。1998年に独立し、個人資産も投じて、日本初の個人型ベンチャー・キャピタル「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ投資事業組合(NTVP)」を立ち上げた。
これまで出資した、DeNA、インフォテリア、阿波製紙、ウォーターダイレクトなど6社が株式上場(店頭公開含む)に成功。通算成績でキャピタルゲイン250億円と、独立系ベンチャー・キャピタリストとしては、日本随一の実績を収めている。